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「世界最後の日」が話題 生き残るためには

2012年12月13日

  

【新唐人2012年12月14日付ニュース】古代マヤ人の予言とされる2012年12月21日の「世界最後の日」まで、あとわずか。最近、中国のネット上ではマヤにちなんだ「マヤ調」の書き込みが人気を集めると同時に、各地では食糧を蓄え、“ノアの方舟”を作るなど、各種の避難準備を進めているなどの情報が頻繁に伝わっています。もちろん、信じない人も多くいます。では、“世界最後の日”は本当に来るのでしょうか。本当に来るとしたら、生き残る方法はあるのでしょうか。中国のネットユーザーに聞いてみましょう。
 
最近、「マヤ調」といわれる書き込みが中国のネット上で流行っています。ネットユーザーらはマヤ調の書き込みで自分の“余生”にユーモアたっぷりの計画を立てています。いくつか拾ってみましょう。「マヤ人は本当にまともなの?もしまともなら、期末試験の復習はしない」、「もしまともなら、家に帰って両親とおしゃべりでもするわ」
 
では、2012年12月21日は本当に世界最後の日になるのでしょうか?
 
AFP通信の11月20日付けのニュースによると、マヤ文化を研究する専門家は、マヤ人は12月21日を「世界最後の日」と記していないと表明。米国宇宙航空局NASA(なさ)も、公式サイトで「2012年12月21日は世界最後の日ではない」と表明しています。
 
しかし、やはり終末に対する恐怖感をぬぐえない人々もいます。
 
報道によると、イギリスでは、一部の市民が「最後の日」のために、各種の「避難」準備を行っています。大量の食物を蓄えるとともに、簡単な工具や原始的な武器を準備し、「最後の日」が来ても狩りで生きられるように準備を進めているそうです。
 
北京でも、「最後の日」のパニック現象がみられています。市民の間では“21日は「最後の日」である”との情報が携帯電話のショートメールで広く伝わり、一部の人はビスケットやミネラル・ウォーターを含む食糧の備蓄を始め、救命浮き輪や各種の救助器材を買う者も現れています。
 
広東省東莞市のネットユーザー王さんは、「世界最後の日」はいずれ来ると思うが、どんな形で現れるかはわからないので、食糧の備蓄は必要ないのではと示します。
 
広東省東莞市 王さん
「もし天に昇るような形ならば、備蓄しても無駄でしょう。もし自然界の危機であれば、少しは役立つかもしれません。中国では政府に責任感がないので、救助は自分に頼ったほうが確実です。私は自然に任せ、特別な備蓄もしないし、備蓄しようもありません」
 
新疆 張さん
「信仰もなく道徳に欠け、憚ることなく悪事をなす、底抜けの悪人たちが神に裁かれるのでしょう。平素から善を修めている人は世界最後の日が来ても守られると思います」
 
もちろん、最後の日を信じないネットユーザーもいます。
 
上海市民 謝丹さん
「100%可能性がないとは言えませんが、我々が知っている自然科学の知識によれば、可能性は万分の一ほどで非常に低いのです」
 
一方、新疆兵団農一師団十三連隊に勤める陸さんは、マヤ人の予言する「世界最後の日」が間もなく来ると信じています。陸さんは人民元150万元を投じて、2年の時間をかけて“ノアの方舟”を作り上げました。
 
また、河北省のある農民は、2012年4月から、人民元180万元をかけて“ノアの方舟”6艘を作り上げ、水上で試験運転も行ったそうです。
 
ネットユーザーの李静さんは、もし本当に「世界最後の日」があるなら、それも人間が悪事を働いたために招いたもので、善悪には必ず報いがあると述べます。
 
ネットユーザー 李静さん
「共産党は執政の60余年間で、共産党は悪事をし尽くしています。災難がないはずがないでしょう。最も残酷なのは地球上でかつてなかった『生体臓器狩り』です。数百万の法輪功修煉者が殺害され、または不具になりました。災難がないわけないでしょう。ほかでもなく人災です。天災は人間が招いた災いです」
 
李さんはまた、科学技術や物質の全てが動かなくなった時は、食糧や水をどんなに貯めておいても役に立たないと述べます。
 
ネットユーザー 李静さん
「何を造っても無駄です。人心が荒廃しているので、道徳から向上しないと月に昇っても無駄です。庶民ははっきり認識すべきです。今流行っている共産党からの脱退こそ『方舟』に乗る切符です。なぜでしょうか?人類の道徳が向上し、中共の悪事を助長しなくなるからです」
 
2012年12月21日。この日世界に何が起こるか、まだ誰もわかりません。あるネットユーザーは“善人に末日はないが、悪人は逃れられない”と示しています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/松本 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 

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